こんにちは。
今日は、2023年10月30日にNHKあさイチで紹介されためかぶファーストについてお話します。
(見逃し配信はこちら)
機能性低血圧症や脂漏性皮膚炎に悩んでいる私は、食後の血糖値の急上昇を防ぐ方法を日々研究中です。
食後の血糖値上昇を抑えたい!と思う方のお役に立てるよう、私見を加えながら内容をまとめていきます。
めかぶの選び方、食べ方、保存のこと等まとめていますので、この記事を読めば今日からあなたもめかぶファーストを実践できること間違いなしです!!
※海藻にはヨウ素を多く含むものもあります。
甲状腺の病気をお持ちの方は主治医に摂取可能かの確認をお願い致します。
ベジファーストより効果的!?海藻ファースト!!
食後の血糖が急激に上昇すると何が悪いのか説明します。下のグラフをご覧ください。
通常、食事により血糖が上がると、膵臓から血糖を下げるホルモンであるインスリンが分泌されて血糖値はほぼ一定に保たれます。
糖尿病の方は、インスリンによる血糖調節がうまくいかない病気なので、食後に上がった血糖値をなかなか下げられません。使い切れない過剰な糖は、血管を傷つけ、しまいには脂肪に置き換わって蓄積してしまいます。
機能性低血圧症では、お菓子や炭水化物の多い食事など血糖が急激に上がりやすい食事をとった際に、インスリンが過剰に分泌されることで食後3時間前後の血糖値が下がりすぎてしまいます。この血糖値の低下は、食後のだるさ、ねむけ、動悸、頭痛などを引き起こし、さらにすすむと手が震え、急激な空腹感におそわれることになります。夕食後の急激な血糖値の変化は睡眠の質が下がります。
私の場合、お昼に白ご飯をたくさん食べると、
お昼過ぎに立っていられないような倦怠感と眠気がきて、
夕方には手が震えだしてものすごい空腹感がきます。
ここでチョコレートを食べると落ち着くので、またチョコレートに依存する悪循環。。。
現在この悪循環を断ち切るために食事を見直しています!
また改めて記事をまとめますね。
とにかく、この食後血糖の急上昇を押さえることが重要なのです。
現在よく知られている方法は、食事の最初に野菜を食べるベジファーストですが、
野菜よりもめかぶの方が食後血糖を下げる効果が高いことが明らかになりました!
ベジファーストは実践しているけど食後の症状は改善できておらず、
効果はいまいち、、、と思っていました。
海藻でどのくらい抑えられるのか、期待大です!
研究されているのは、和洋女子大学の多賀昌樹准教授です。
海藻の効果が証明された実験内容はこちら。
被験者:大学生
ごはんのみ、キャベツ → ごはん、めかぶ → ごはん
の3パターンで食事摂取し、食後の血糖値を測定する。
結果はこちらです(グラフは株式会社トリトンフーヅHPより抜粋)。
めかぶ → ごはんの順番で食べた大学生で、食後血糖上昇が抑えられています。
これは、海藻に含まれるアルギン酸が、小腸の壁を覆うことで、糖が一気に吸収されることを抑制するためと考えられています。
アルギン酸は、わかめ、昆布、ひじき、アカモクといった海藻に多く含まれています。
もずくはこれらと比べると少ないそうです。
今回紹介されているめかぶは、わかめの根元の部分なので、多くアルギン酸が含まれています。
食後の血糖を抑えるめかぶの有効な食べ方
では、めかぶをどんな風に使い、食べると効果的なのでしょうか。
番組内ではアルギン酸を使用した卵焼きやハンバーグのレシピが紹介されていましたが、今回知りたいのは食前に食べる方法ですので、私が調べた結果をご紹介します。
多賀昌樹准教授は海藻専門メーカーのトリトンフーヅと共同研究を行っています。
トリトンフーヅによると、食事の最初にめかぶを40gくらい食べるのが効果的だそうです。
糖質の摂り過ぎは、様々な疾患の発症と直結しています。メカブ1カップ(35~40g)を食事の最初に摂取するだけで手軽・簡単に食後の血糖値の上昇が抑えられます。トリトンフーヅでは食後高血糖をコントロールする新しい食べ方として“食べる前に食べる”、「めかぶファースト®(シーベジタブルファースト®又はシーベジファースト®)」の実践を提唱します。
トリトンフーヅHPより抜
めかぶってどんな風に売っていて、どうやって食べる?どのくらい保存できる?と疑問に思ったので、調べてみました。
生のめかぶ
トリトンフーヅにはいろいろな味のめかぶカップが用意されています。
【1パック=290円(送料別) まとめ買い価格】 宮城県産めかぶ (めかぶ35g×3段+たれ4.5g×3袋=1パック)×8パック 海鮮 海産 水産 グルメ 海藻 わかめ 冷凍 食品 おかず ご飯のお供 業務用 まとめ買い 大容量 大量 トリトンフーヅ 【冷凍宅急便】 |
10パックまとめ買いで2,320円なので、1パック (3カップ) 232円です。
1食77円。毎日続けるとなると、少し負担でしょうか。
スーパーで購入すると、3カップ 150円前後で購入できるので、1食約50円です。
乾燥めかぶ
乾燥させてもアルギン酸は保たれるので、乾物で大量購入し水に戻すのも経済的です。
水を含むと約10倍の重さになるようなので、1食4g、100gあれば25食分と考えると、こちらの商品などは1食約50円となりお得です。
冷凍する
生で大量購入して小分けにして冷凍すると30日程保存ができるようです。
1kgで1280円。25食分と考えると1食約50円。
小分けの手間か、乾燥めかぶを戻す手間か、どちらかやりやすい方を選ぶと良いかもしれませんね。
また、小分けされて冷凍庫に入れるだけ、という商品もあるようです。タレ付きで使い勝手も良さそうですが、1食約80円と少し高くなります。
どの方法でも、購入の仕方を工夫すると1食50円前後で実践できそうです。
まとめ
今回は、食後の血糖上昇を抑制するめかぶファーストについてや、効果的なめかぶの食べ方についてまとめました。
私も今日スーパーで生めかぶを買ってきました!
そういえばめかぶって食べたことないような。おいしいのかな。
実践したレポートやおいしかったレシピなど、続編として後日UPしますね。
皆さんもめかぶファーストで食後血糖値の上昇を抑えましょう!!
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